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三谷純のブログ

3Dデータフォーマット

世の中には3D形状をコンピュータで扱うソフトウェアはたくさんあって、そのソフトウェアと同じくらいたくさん、3D形状を表現するためのファイルフォーマットが存在します。
メジャーなところでは、DXFやOBJ、3DSなどのフォーマットが広く使われていますが、それぞれに一長一短があって、3D形状を扱うための標準フォーマットというのはまだ確立されていないようです。特にDXFなんて、同じ拡張子で扱ってよいのか、とつっこみたくなるくらいバージョンによって内容が異なるし、各自のベンダーが勝手に拡張してしまっているところも多く、収集がつかなくなっているような気がします。
一応、X3Dが標準化を目的として策定されたものかな。
そんな状況なので、各ソフトウェア間でファイルの互換性がまったくなく、3D関係のソフトウェアを開発する際には、どれだけのフォーマットの入出力に対応すべきか非常に悩ましい問題になったりします。
で、最近見つけたファイルフォーマット変換用のソフトがこれ。
3D Object Converter
そのまんまの名前ですが、なんと410種類のファイル形式に対応しているというから驚きです。
それ以前に、そもそも3D形状を表すファイル形式がそれだけの種類存在すると言うことに驚きですが。