みたにっき@はてな

三谷純のブログ

祖父

祖父の体調が優れないとの連絡を受け、急遽お見舞いに行ってきました。
数年前までは牛舎で数十頭の牛の世話をし、お元気そうだったものですが、今年で94歳を迎え、やはり老いゆく現実からは逃れられないようです。
もう記憶もあやふやなようで残念ながら僕が孫であることすらわからないようでした。
かろうじて話してくれた内容は、
戦争の時の話でした。
よっぽど人生の中で衝撃的な出来事だったのでしょう。
長い人生の最後に残っている記憶が戦争のことばかりというのは、なんともやるせない気持ちになりました。
今年は終戦から60年ということで、特別番組が様々放映されていますが、戦争体験者がいなくなりつつある今、改めて戦争の悲惨さについて考える必要があるのだろうと思いました。