みたにっき@はてな

三谷純のブログ

現実

試験の解答の採点をしてがっくり。
講義の中で話した内容が全然理解されていないようで(x_x;
うーん。これは、いったいどうしたものでしょうか。
今まで費やした時間がほとんど学生さんにとって役立たなかったのではないかと思うと、なんとも無念で、授業に出席していた学生さんにも申し訳ないです。
情報処理の基本的な内容なので、もはや講義という形態を取るよりも、情報処理の資格試験問題集を与えて、授業中は完全自習(私語、内職、居眠り禁止)で教員は質問に答えるのみにしてしまった方が、むしろ効率的に知識を身につけてもらえるのではないだろうか、と思えてしまったりもして、でももしそうだとすると、自分が今まで教えてきたことって意味ないなぁ、と思えて再びガックリです。
最初の1年くらいは、教員の誰もが通る洗礼でしょうか。
今の学生さんは、たぶんやる気があれば、できる能力を持っているに違いないので、いかにやる気を持ってもらえるか、という点に全て問題が集約されている気もします。
それにしても、試験は教員にとっても試練です。