みたにっき@はてな

三谷純のブログ

YouTubeとGoogle

GoogleYouTubeを買収! ということで、あちこちのブログでいろいろコメントされているのを見ていて、非常に面白いことを書いているなぁと思ったのがこれ
http://tail.s68.xrea.com/blog/2006/10/youtubeflash.html
と、そこからも引用されているこれ。
http://rblog-biz.japan.cnet.com/wangoro/2006/10/youtube_9941.html

端的にまとめてみると、YouTubeのビジネスモデルとして次のような展開が予想されるということ。

著作権云々の問題はYouTubeが代行するので、ユーザーは著作権など意識しないで自由にムービーをアップロードして構わない。そのかわりYouTubeはムービーに広告を差し込んで広告料を得る。

この手のサービスで避けて通れない著作権の問題を上記の手法で解決できてしまうのであれば、それは何とも驚くようなことです。
サービス提供者(YouTube)、ユーザー、著作権者、広告主がそれぞれメリットを享受できるというわけですね(物の値段に広告費が上乗せされるので、結局は一般ユーザーが費用を負担することになるわけですが)。
このようなサービスの形態が、ムービーだけでなく、なんらかの技術によって音楽、画像、テキストなどにも適用することができるようになったら、インターネット時代の著作権の扱いという従来からの大きな問題が一気に解決できてしまうのではないでしょうか。