みたにっき@はてな

三谷純のブログ

建築家

建築設計をされている方から「ホームページ見ました」というメールをいただきました。素晴らしい仕事をされている方のようで、鳥の巣の形状で有名な「北京オリンピックスタジアム」の設計に携わったときに、曲面の構造物を設計するのに苦労された、という大変興味深い話を読ませていただきました。
写真を見てもわかるように、それはそれは並大抵の苦労ではなかっただろうと想像されます。
私の過去の研究の一つに、自由曲面を無理やり可展面にしてしまう手法に関するものがありますが、これは対象がペーパークラフトだから許されるのであって、建築物には応用できないだろうなぁ、と思います。

ところで、私は「CG」と「紙工作」をキーワードとした研究を過去にいくつかしてきましたが、建築関係の方と非常に接点が多いことに驚きます。ポップアップカード(「折紙建築」とも言う)のソフトウェアを作ったときにも何名かの建築家の方に使用していただきコメントをいただいたし、折り紙の研究の場でも建築を専門とされている方が非常に多いです。

そういえば、小学生の頃に書いた将来の夢は建築家だったなぁ。