続:Paper Mosaics
一昨日の日記で、Origami Tessellationについて考察して、構成面の重なり順に閉ループが存在するものを正しくレンダリングするのは難しいだろうと思ったのですが、
一晩考えたら、なんとなくできそうな予感が。。
というわけで、まずは簡単な「ねじり折り」を例にして実験してみたらできてしまいました!
左から順に、「ねじり折りの展開図」「折った結果をレンダリングしたもの」「一部を取り除いて、重なり順がループになっていることを確認した様子(各面は長方形)」です。
おお。我ながらすごい。
基本的には、CGでよく使われるZバッファ法と似た概念を用いているのですが、今までこのようなことをやった人はいないのではないでしょうか。
ということで、これで論文が1つ書けるかも?
簡単な例で実現できることを確認できたので、続いて複雑なパターンでも実験してみました。
(Tessで作図した4.4.4.4のパターンをORIPAに取り込んだところ)
(透過色でレンダリング)
(折りたたみ後の推定形状(新しい手法でレンダリング))