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三谷純のブログ

Rhombic Triacontahedron

おもしろそうな幾何学おもちゃがあったので、買って来ました。
「Ball of Whacks」
30個のピースを組み合わせて球体を作ると、Rhombic Triacontahedron(菱形三十面体)ができます。


単なるおもちゃとしてではなく、新しいアイデアをひらめくためのツールとして、使い方の充実した「マニュアル」がついているのが面白いです。ピースにはマグネットが入っていて、カチャンカチャンとピッタリくっつきあうので、単なるおもちゃとしても十分面白いです。
ちなみに、菱形三十面体とは、正十二面体または正二十面体の頂点を切り落としてできる多面体(二十・十二面体)に対して、面と頂点を入れ替えることでできる多面体(双対多面体)ですね。
この「Rhombic Triacontahedron」の頂点を切り落とした形の折紙作品として、「Truncated Rhombic Triacontahedron(Daniel Kwan氏作)」というのがあるのですが、これ、先日のOrigamiUSAで苦労して作ったのでした。その時の完成写真。

菱形三十面体なんて、結構マイナーな多面体だと思うのですが、奇遇にも短い期間で折紙とおもちゃの両方で触れる機会がありました。