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みたにっき@はてな

三谷純のブログ

Microsoft Research Asia Faculty Summit 2014 (北京)

2012年に Microsoft Research より「日本情報学研究賞」をいただいたご縁で、
Microsoft Research Asia Faculty Summit 2014 に招待いただきました。

と言っても、参加するだけではなく、ポスター発表(デモ展示)が要請されていて、折紙関係の研究をまとめたポスター作成と、デモの準備を事前にしていきました。

開催場所は初日が清華大学で、二日目はマイクロソフトのオフィスビルでした。
北京どころか中国そのものが初めての訪問で、久しぶりにワクワクする出張でした。

いろいろ感じたことをTwitterでつぶやこうと思っていたのですが、中国では Twitter が使えない!ということに後から気づいたので、以下はTwitterのような短文で様子を報告します。

・羽田→北京は3時間ほどで、とってもアクセスがいい。乗っているのはほとんどビジネスマンばかり(いつも観光客が多い便に乗ることが多いので、少し違和感があった)。


・宿泊先が北京オリンピック会場に隣接していて、テレビで見た「鳥の巣」の建物や水泳競技場の独特な外観が窓から見える!すごい。興奮してしまう。


・空がパッと晴れなくて、ずーっと霞がかかったような感じ。これが噂の大気汚染(PM2.5)の影響だそうで、もうずっと長いこと、北京の天気はこんな感じだとか。青空が見えないのでは、心も晴れないなあ。


・地下鉄の運賃が安い! 1回の乗車で2元(=約40円)。 空港で1万円の両替をしたのに、80円分しか使っていない。地下鉄は日本とほとんど同じ感じ。都内の地下鉄と同じくらいの込み具合。若者はみんなスマホの画面にくびったけ。


・料理が美味しい!招待いただいた関係で、良いホテルに泊まらせていただいてます。なので、ビュッフェスタイルの朝食も夕食もとても美味しい。嬉しい。


・時間にルーズ。海外で時間のルーズさを感じることは多々あるのだけど、30分、40分とか後ろにずれても全然平気っぽいのは、とても落ち着かない。あと、会議中に携帯電話が鳴っても、日本のように廊下に出てから通話するという文化がないっぽくて、小声で話し続けるのが普通らしい。そんな様子が何件もあって、すごく気になった。


・プレゼンテーションの様子は、良くも悪くも日本人に似ている感じ。アメリカ人のように、ジョークを交えて、楽しくハッピーな感じに話すのではなくて、淡々と話す感じのプレゼンが多かった。そんななかで、金出先生のプレゼンはお見事。20年くらい前にCMUで聞いた、Bird's eye の話を再び聞くことができて感激。


・やっぱり、今流行りのビッグデータ機械学習ディープラーニングの話が多かった。検索エンジンも、データも全部海外に握られてしまっている日本は大丈夫か?と心配になった。
参考:日本の人工知能が、Googleに勝つ唯一の方法 - 東京大学新聞オンライン


・Computer Science 分野で発展してきた技術が、他の分野(生物とか)に活用できるという話や、それだけでなく、もっとベーシックに、コンピュータサイエンスの考え方が、他の分野にも生かせるので、全分野の学生がコンピュータサイエンスを学ぶべきだ、というような話があって、面白いと思った。


・インターネットには問題なく接続できるのだけど、TwitterGoogleYouTubeFacebookも使えなくて不便。研究室紹介のデモビデオをYouTubeで公開するケースは多いのだけど、こうすると中国からアクセスできない!ということを、今更ながら実感した。