雨のため、部屋でのんびり。でも、さすがに仕事も少し気になってパソコンに向かったり。
この連休で、最近話題(らしい)「富の未来」の下巻途中まで読みました。
同じ事が繰り返し述べられていて、少々まどろっこしいところもあるものの、
現在がまさに大きな変革の時であることが強調されていて、
なるほどこのまま今の制度にあぐらをかいてのんびり過ごしている場合ではないのかもしれない、と、ちょっと焦らされる内容です。
以下、車の速度に喩えて各組織、制度の変化の速さを述べている、非常に面白いと思ったところを引用。
時速100キロ:企業
時速90キロ:非政府組織
時速60キロ:家族
時速30キロ:労働組合
時速25キロ:官僚機構と規制機関
時速10キロ:公教育制度
時速5キロ:国際機関
時速3キロ:政治構造
時速1キロ:法律
これらの進む速度の違いが現代社会の様々な軋轢をもたらしているという主張は、なるほどと思います。
上記はアメリカを例に取り上げられたものですが、日本も大差ないでしょう。
企業が時速100キロで、公教育制度が時速10キロで進んでいるのではこの先どうなってしまうのでしょう。。