みたにっき@はてな

三谷純のブログ

舘氏のOrigamizer

未踏プロジェクトの1つとして舘氏によって開発された、折り紙用の展開図を自動生成するアプリケーション「Origamizer」が公開されたようです(こちら)。
これは、任意のmanifoldな多面体を折り紙で実現してしまうという野心的な試みを実現した、画期的なソフトウェアです。
私が興味を持って行ってきた「平坦折り」とは対極に位置する、3次元折紙の典型で、出来上がる形も途中の折り工程もすべて立体的です。なので、折るのが大変。。
下の図はサンプルに含まれていた2つのトーラス(種数2の位相を持つ形状)を切り開いて、展開図にした様子。こんな形を折り紙で作ろうと考えた人は今までいただろうか?

折れば目的の形になることがわかっているのに、とても人の手では折りあげられないコンピュータによって作られた展開図、という新しい分野を切り開いたソフトウェアとして評価されるべきものと思います。

それにしても、よく作ったなぁという感じ。