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三谷純のブログ

Huffman’s Tower Origami の八角バージョンと。

この週末に、またいくつか折紙作品を作ってみました。

先日、Huffman氏の Tower を再現してみたところ、断面の角数には自由度があることがわかったので、試しに8角形のバージョン(写真の右側)も作ってみました。

オリジナルの6角形バージョン(左)の方がプロポーションが美しいと思いますが、断面の角数を増やすこともできるよ。ということで。

上下に繰り返したり、他の筒型の作品と連結したりすれば、もっとバリエーションは増えると思います。


それと、下の写真は以前から作ってみたかったもの。

大きい写真は Flickrで。)


1つの凸な形状が、「展開図」も「折った後の形」も共に正六角形をしているので、平面上に隙間なく敷き詰めることができます。


実際には、紙の大きさに制限があるのと、外から指が届かない場所は折るのが困難などの理由で、無制限に広げることはできないですが、
とりあえず3つが連結したものは作ることができました。
なので、がんばればもっとたくさん連結させたバージョンもできるはず。


今回のものは正六角形をしていますが、正方形、正三角形でも同じようなものを作ることができ、またアルキメデスの平面充填と呼ばれる、正多角形の充填パターンも(たぶん)できると思います。


でも、「きっとできる」ということがわかっても、カッコイイ形を設計するのは難しい。
展開図が設計できても、でも、実際に作るのはまたいろいろ大変だったりします。


追記(1/16):「アルキメデスの平面充填」はそんなに簡単な話じゃないっぽい。