みたにっき@はてな

三谷純のブログ

6角形ベースのTesselataion

昨日のエントリで、6角形の充填パターンでもできる。と書きました。
「できる」と言うだけでなく、やはり実証しなければ、と思い、試しに作ってみました。
最初に曲面を持つものを作ってみたのですが、見た目がいまひとつだったため、ここでは平面から構成されるものを紹介します。


6角形で充填した場合、各頂点は3価になるので、三角形の形がベースになります。いわゆる「平織り」または「Tesselation」と呼ばれる折り方と基本的な考え方は同じですが、敢えて立体的になるようにしています。
展開図は↓

これもやっぱり実際に折るのはとても大変です。三角形の部分を1つずつ折ることはできず、全体をいっぺんに作り上げないとならないので、2本の腕ではどうにも足りなく、もどかしい思いをします。
「ぜったいできるはず」という確信が無ければ、途中で断念していたと思います。

この展開図パターンはタイル状に敷き詰めることができますが、実際に折るのは私には無理そうです。