風船の基本形のタイリング
久しぶりに折り紙しました。今回は原点回帰ということで、風船の基本形の敷き詰めパターンとして、よく知られた構造を折ってみました。
フニャフニャしていて、ひっぱったり押したりすると形が変わって楽しいです。
この展開図は次のような単純な山折りと谷折りの集まりをずらりと並べただけの簡単な構造をしています。
上のパターンは折り紙で風船を作るときに出てくる形なので「風船の基本形」と呼ばれています。
風船の基本形を並べると、上のような面白い形になることは古くから知られていたようで、
折り紙に詳しい人の多くは実際に折った経験があることと思います。
単純なパターンですが、敷き詰める数が多くなると、それなりに大変になります。
下の写真は、ざっと折り筋を付けたところ。ここからギュッと折り畳むには少し根気が入ります。
綺麗に仕上げるために、カッティングプロッタで折り筋をあらかじめつけておきました。