みたにっき@はてな

三谷純のブログ

文化交流使(25日目:ダッカ)

ダッカに到着して4日目の今日はオフ日ということで、数時間ほどの市内観光をさせていただきました。と言っても、自分の足で歩いて散歩するわけにもいかず、大部分は車窓から外を見るにとどまりました。あ、すごい。写真に撮りたい。と思っても、あっという間に行き過ぎてしまうのが残念です。

少し市場を見せてもらってから、国立博物館に。そして、民芸品を売っているお店に立ち寄らせていただきました。

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↑こちらは市場で撮った写真。廃墟じゃなくて、建設中のホテルだそうです。

 

途中は案の定の混雑で、例によって人と車とバスとリキシャが入り乱れて道を進んでいきます。うっわ、ぶつかりそう。これでも大丈夫ななんてすごいな、と思っていたら、乗っていた車とオート三輪接触して、後ろの方をゴリゴリっとこすってしまっていました。これもよく見る風景なのだそうです。そんなわけで、こちらの車には、みんなバンパーにバンパーを付けていますね。

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風景の中で一番気になったのが、電線の過密ぶり。移動中にすっごい状態のものをいろいろ見かけたのですが、やっぱり写真に収められなかったので、Google Street View からのものを紹介。こんな感じになっちゃってます。これで大丈夫なのはすごいなぁと思います。

画像

 

夕方、大使にお呼ばれして現地の大学の先生がた、および大使館の方々と大使公邸にて夕食をいただきました。光栄なことに折り紙作品の展示とミニワークショップもさせていただきました。美味しい和食をいただき(牡蠣フライも出た!)、すっかり元気になりました。あと、会話の中で、大使が、こちらの電線のグチャグチャ具合がとても気になる。と言っていたので、急に親近感がわいてしまいました。

 

今日の夕食会では、現地の方がたくさん話をしてくれて、多くを学ぶことができました。バングラデシュは、アジアの中でも最貧国の1つで、貧困と言う大きな問題を抱えていますが、それでも海外の援助を得ながら発展をし続けています。日本語では「発展途上国」と表現しますが、英語の developling country (発展している国)という表現の方が、ぴったりくるような気がします。今は困難でも、将来の話は常に今より明るくて、希望がある国だと感じました。