体験研修

夏休みを利用した体験研修ということで、大学近くの高校生が昨日と今日、そして明日の3日間、大学に来て研究に関する内容を学習しています。
それぞれ9時半から15時半までの6時間を使用するので、結構時間が豊富にあります。
研修先はいくつかの研究室が対象になっていて、それぞれ特色のある研修内容になっているようです。
僕のところには6名の生徒が来ていて、CGに関する内容を学んでもらうようにしています。ずーっと話を聞いてもらったり、ただソフトウェアをいじってもらうばかりでは面白くないので、最終的にはペーパークラフトに話を持って行って、展開図を作ってカッティングプロッタで切り抜いて、パソコンで作った形を紙で作る、ということまでやってもらうことにしました。
CGソフトで形を作った後、ペーパークラフトにするには、面の数はできるだけ少ない方がよいとか、面と面が干渉していたらダメだとか、位相的におかしい場所は問題があるとか、いろいろ形について考えるようになって、ペーパークラフトというテーマは結構3DCGの勉強に役立つ面もあるのではないかと感じました。
それにしても、今時の高校生はパソコンの扱いはお手の物のようで、まったく苦もなく初めての3Dソフトを使えるようになったのには驚きました。短い時間ながら、好きに作ってもらった立体形状には、センスの良いものが多かったです。
さて、残り1日、退屈せずに楽しく学習してもらえるように、話の内容など工夫したいと思います。