みたにっき@はてな

三谷純のブログ

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

球体折り紙

今までにたくさんの立体的な折り紙作品を作ってきましたが、やっぱり球のような幾何的にシンプルな形をベースとしたものが綺麗と思います。 襞の数は下の例のようにいくらでも調整できるのですが、紙の厚みや、折ることの難易度から、16枚くらいがちょうどい…

Javaプログラミングの解説書

長い時間を費やして執筆を行ってきたJavaプログラミングの解説書が、ようやく翔泳社より出版される運びとなりました。1月29日の発売が予定されています。 このような貴重な機会をくださり、また丁寧な編集作業をくださいました編集担当者さまに感謝いたしま…

「ふしぎな球体・立体折り紙」の展開図訂正

「ふしぎな球体・立体折り紙」 に収録されている展開図に誤りがありましたので、お詫び申し上げます。 以下のように訂正させていただきます。

6角形ベースのTesselataion

昨日のエントリで、6角形の充填パターンでもできる。と書きました。 「できる」と言うだけでなく、やはり実証しなければ、と思い、試しに作ってみました。 最初に曲面を持つものを作ってみたのですが、見た目がいまひとつだったため、ここでは平面から構成さ…

曲面立体Tesselation

前回のエントリで掲載した展開図を実際に折ってみました。 斜めから見るとこんな感じ↓ 理論上は、1枚の紙からいくらでもつなげて折ることができるのですが、さすがに難しいので、個別に折った3つを並べてイメージだけでもつかめるようにしてみました↓ 展開図…

立体Tesselation

展開図できた。 試しに折ってみたいけど、この週末はまったく時間が取れない。 週明けに折ってみよう。

ヘリカル・コンボリュート面

今日の授業で使った教材の一部。以前のエントリで紹介したヘリカル・コンボリュート面。接線曲面の一つで、つるまき線(常螺旋)の接線の集合から成っています。接線曲面なので、平面へ展開可能な曲面(可展面)です。 水平面で切断すると、その切り口はイン…

曲面の分類

図学と製図(磯田浩/鈴木賢次郎 著)では、曲面の分類の中で線織面を次のように表現しています。 これはこれで、大変わかりやすいのですが、でもこのツリー構造には長いこと違和感を持っていました。で、たまたま本日、次のようにしたらスッキリするのではな…

Huffman’s Tower Origami の八角バージョンと。

この週末に、またいくつか折紙作品を作ってみました。先日、Huffman氏の Tower を再現してみたところ、断面の角数には自由度があることがわかったので、試しに8角形のバージョン(写真の右側)も作ってみました。 オリジナルの6角形バージョン(左)の方がプ…

Huffman’s Tower Origami

先人に学ぶべく、ハフマン符号で知られるHuffman氏によってデザインされた折紙作品を再現してみました。 曲面を持った綺麗な形をしています。 上下の断面は6角形をしていますが、30度ずつだけずれています。中央の波線は円弧から成ります。 内部は次の写真の…

新年

富士の実家に帰省してきました。 やはり富士山を眺められる環境はいいですね。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。