文部科学省が主導する「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」に筑波大学のコピュータサイエンス専攻のテーマが採択されました。
さらに、これ以前には日本学術振興会の「魅力ある大学院イニシアティブ」にも専攻の「実践IT力を備えた高度情報学人材育成」というテーマが採択されていたりして、ここ最近は大学院の(特に所属専攻の)動きが非常に活発です。
どちらも、従来の学問、研究重視ではなく、より実践的な即戦力となりうる人材を育てようという考えが基本にあるようで、これは時代の流れでしょうか。確かに情報を専門とする大学院を出たからには、現場でも「使える技術」を身につける必要はあると思います。
私などは、精密機械が出身なので、プログラミングやらサーバー周りの知識は独学、またはアルバイト先などでもまれて身につけたタイプなので、本当に使える情報技術をどうやったら体系的に効率よく学習できるのか、実はよくわかっていなかったりするので、今後の大学院での取り組みがとても興味深いです。
なんて書いてみたものの、これは他人事ではなくて、まさにそれ関係の仕事もいろいろ担当する必要があるので、これから先、またまたすべきことが増えていく気がします。
それにしても、教員の数は変わらないまま、新しい試みがどんどん取り入れられ、来年度からは学類再編もあったりして、いやはや大変なことになっています。