みたにっき@はてな

三谷純のブログ

折り紙研究

折紙とペーパークラフトの研究について2月24日から「メディア芸術祭」に併設の「先端技術ショーケース」にて展示を行うことになった、と過去の日記にも書きましたが、それに関するWebページがようやく公開されたようです。こちら。内容に関してはほとんど記述が無いので、どんな様子か想像するのは難しいと思いますが。。
今は作品の準備のために何かと時間が取られてしまっていて、いわゆる「研究」が全然進んでいないのが困りものですが、当日まであと2週間、もろもろの作業をトラブル無く進めたいと思っています。私自身が提供できる展示モノは、SIGGRAPHの論文投稿の際に作ったペーパークラフトぐらいしかないので(これは今回のための作り直しします)、他の折紙作品などは、全面的に日本折紙学会の方に協力いただくことになりました(ありがとうございます)。3メートルほどの大型の折紙も展示することになり、これは来週、東京のおりがみはうす(の横のホール)で折り作業する予定になっています。


話は変わって、今年の「未踏ユース」の採択テーマが公開されたようですが、その中に「三次元折紙設計ツールの開発」というものが。おおっ。舘さん、すごい。3倍強の倍率を勝ち抜いての採択ですね。おめでとうございます。(先端技術ショーケースで上映するムービーの一部の映像を、舘さんに提供していただいています。ありがとうございます。)
このように情報科学分野でも、折紙の研究が登場し始めるようになったというのは、とても嬉しいことです。