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三谷純のブログ

学生宿舎

クラス担任の教員等を対象に、「学生宿舎の視察」なる催しがありました。
筑波大学は4000人(!)が住むことができる宿舎が学内の敷地内に(!)あるというビックリな大学なのですが、宿舎自体はだいぶ古くなってきていて、学生からの改修に対する要望が毎年多数あがっています。
で、実際にどんな感じなの?というのを見学することができました。
見学したうちの1つは、典型的な単身部屋で一部屋5畳。。ドアを開けたら、もうベッドしか置けない。といった感じ。やっぱり噂に違わず、かなーりボロッちい感じです。木造だったら趣もあるでしょうが、コンクリート壁なので、入学早々、この部屋に住むことになったらかなり気が沈みそうかも。。でもまぁ、カーテンをつけて、壁には楽しげなポスターを貼りまくったりしたら、それなりの環境にはなるかもしれないです。
こんなことを言うのも無責任かもしれないですが、学生のうちの今だけ、古くて狭くて寂れた環境に住む、というのも良いのではないかな、とも思います。長い人生の中で、後で振り返ったときには貴重な経験になるのではないかなぁ。と。
僕自身も、綺麗な環境に憧れるところがやはりありましたが、東京にしばらく住んでいる間に、あちこちが再開発され、なんでもかんでもピカピカで綺麗な概観になってしまうのを見るにつけ、多少汚かったり、不自由だったりしても、年月を積み重ねた建物もいいよね。と思うようになってきました。
ちなみに、僕の大学の居室の建物は、やはりとても古〜くて小汚い感じなのですが、そんなところで仕事するのもいいかな、と思っています。
(ああ、でもトイレだけは綺麗な方がいいなあ。)

で、見学してきた宿舎ですが、来年以降に順次リフォームを進めるそうで、だいぶ快適になる予定だとか。