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三谷純のブログ

GCAD研究会優秀研究発表賞

先日に広島で行われたGCAD研究会で発表した内容が「グラフィックスとCAD研究会優秀研究発表賞」を受賞したとの知らせがありました(授賞式は来年度になるので、まだだいぶ先です)。
他の発表の多くが学生によるものだったので、経験の違いと言うか、年の功で良い評価をいただいてしまったような気もするのですが、ありがたく賞を頂戴させていただきたいと思います。
研究会毎に審査員による投票で受賞者が決まり、私は今回で3回めの同賞受賞となりますので、発表時に心がけていることを参考までに。

  • なるべく参加者の顔を見るようにして、大きな声ではっきりと自信をもって、できるだけゆっくり喋る。
  • そもそも自分は何を研究していて、何を聞いてもらおうと思っているのかを早い段階で明確に伝える。
  • 聞いている人が「これは初めて聞いた。面白いなぁ」と思ってもらえるようなネタを含ませる。
  • 「おおっ」と驚きを与えるようなスライドをできれば1枚は入れるようにする。
  • テキストだけのスライドはあまり作らない(テキストだけなのは、まとめと今後の展望くらい)
  • おおよそ発表時間の1分当たり1枚のスライドが妥当な感じ。
  • 説明しても時間内に理解してもらうことが無理な詳細部はバッサリ省いて、概略のみきちんと理解してもらえるようにする。
  • 結果の図を複数枚準備しておいて、時間調整に使う(残り時間が無ければサラリと見せて流す。時間が余っていれば説明を追加する)。
  • 質疑応答では、質問・コメントをしてくださった方に感謝して「貴重な意見ありがとうございます」という旨の言葉を添える。わからないことは素直にわからないと言う

以上、思うことをまとめてみました。グラフィックスやインタフェース系なら、ある程度妥当な内容と思いますが、他の研究分野だと適切でない可能性があるのでご注意を。
長年の経験から日本語での発表だったら何とかこなせるのですが、英語の場合だとまだまだ自信ないです。。