みたにっき@はてな

三谷純のブログ

ぼくのレストラン

今から9年前、博士課程を1年休学して、大学の先輩たちと共にベンチャー企業Webサービスを立ち上げるための開発の仕事をしていました。
そのサービスは多くのユーザーを集め、半年後には大手企業にサービスと人材を含めて会社ごと買収される形で、一区切りの成功を収めることができました。

その後、私は大学に戻って博士課程の生活を続けて今に至るわけですが、振り返ってみると、その時の1年間が私に与えた影響は多大なものがあり、本当に多くのことを学ばせていただいたなぁ、としみじみ思います。
まだISDNの回線だった頃に自宅でサーバーを立ててみたり、Webサーバーやデータベースの扱いを学んだのもこのときです。このような技術的なものだけでなく、驚くほど優秀な方々に囲まれて一緒に仕事ができたことが、何ものにも替えがたい経験となっています。

さて、なぜこんなことを書いているかと言うと、その当時に大変お世話になったスーパーエンジニア2名が、本日「ぼくのレストラン」という新しいサービスをリリースしたからです。

開発ブログにあるように、サービス開始にあたっては、大変な苦労があっただろうと思われます。前職では大手企業で大変偉い立場であったにも関わらず、そこを辞めて新しい会社を立ち上げたということには驚かされます。昔と変わらず、思いっきりい前へ向かうエネルギーを感じて、僕も頑張らないといけない、と思いました。


さて、サービスの内容は、仮想世界でのレストラン経営と実世界での位置情報を使った実店舗とのリンク、そしてSNSの仕組みや様々なイベントなど、盛りだくさんになっています。(ケータイWatchの記事

サービスのタイトルを見た時は、えっ、と思ったのですが、食べ歩きが大好きだった氏の姿を思い出し、改めて納得しました。
きっと、これからまだまだたくさんの仕組みが飛び出してくるのでしょう。
期待をこめて、応援したいと思います。