みたにっき@はてな

三谷純のブログ

受験生

筑波大学ではそろそろ大学院入試の願書の提出期限が近づいています。
そんな折、他大学の見知らぬ4年生からメールが届きました。
そのメールには、僕の研究内容に興味があるため、筑波大学の大学院の受験を検討しているとのこと、そして、受験の前に実際に会って研究の話を聞かせて欲しい、とのことが書かれていました。
なんとびっくり、ネット上で僕の研究内容を知って受験を検討するほどの興味をもってくれたそうなのです。教員として学生の方から関心を持ってもらえることほど嬉しいことはありません。互いの都合の良い近いうちに実際にお会いする約束をしました。

僕が大学の研究室を選択する時には、まだインターネットがそれほど普及していませんでしたから、パンフレットを見たり、実際に訪問してみるしか研究室に関する情報を得る手段がありませんでした。
現在では、インターネットで簡単に調べられるわけだから、改めて便利な時代になったものだと思います。
こんな時代ですから、大学の研究室としては、きちんと研究内容について情報発信をしておくことが重要と思います。
今、大学ではパンフレットの作成にかなりの費用をかけていたりしますが、紙幅の都合で大した情報は載せられなかったり、はたしてそれが受験生の手に渡るか疑問があったりするので、やはりWebサイトの充実は大切なことだと思います。

ということを実感した一件でした。