■

先週の金曜日から4日間続きの集中講義が無事に終了しました。
朝9時半から夕方6時まで。受講生も大変だったと思いますが、非常に充実した4日間だったのではないかと思います。
扱ったテーマは3DCADを使った未来の情報家電の設計。それから3DCGソフトを使ったランプシェードの設計。
前者は3Dプリンタを使って実際に形を作成し、後者は厚紙を使って実際に工作しました。
ただ単に形を作るだけでなく、そこに設計コンセプトやテーマを要求することで、よく考えて根拠をもった形の設計を行うように指示しました。
また3人1組のチームを組んで、チーム単位で課題に取り組むように設定したので、学年も違う、所属する学部も違う（芸術系の学生と情報系）学生が密にコミュニケーションを取る機会を設けることができ、よい体験をしてもらえたのではないかと思います。
この集中講義では、非常勤講師の深野先生に多くを担当していただき、また課題設定のアイデアも出していただき、大変お世話になりました。また深野先生の授業の仕方が非常に優れていて傍から見ていた私もすごく感銘を受けました。学生からも評判もよく、授業の上手い先生の講義を見せていただけて、大変よい刺激になりました。
また、3Dプリンタの造形では、筑波技術大学の荒木先生にお世話になりました。
学生がデザインした3Dデータを実際に手にとって確認できる形で出力していただき、充実した講義にすることができました。
今回は最終日を担当した以外はいろいろ世話人の如く走り回りましたが、私自身も楽しく取り組むことができました。