11月26日(土)から12月4日(日)の期間、つくば美術館にて「つくばメディアアートフェスティバル2016」が開催されます。
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/14271/14654/020088.html
そこで、プラレールコースによる幾何学模様を展示することになりました。
下の画像は、イメージ図ですが、実際に作成するコースはこんな感じの予定です。
曲線レールが120本、直線レールが32本、計152本で構成されていて、完成すると直径2メートルほどになる予定です。
形は違うものの、以前に農工大学で同様の展示をした時には、多くの方に関心をもっていただくことができました。
「レールの上を列車が走るのが当たり前」という固定概念を取り払うと、綺麗な幾何学模様ができるということを伝える作品でもあるのですが、それでもやっぱり「列車は走れないの?」という声を多数いただきましたので、今度の展示では「映像を投影して列車を走らせる」ということを実現したいと考えています。
でも、改めて考えると、走らせるのは何も「列車」である必要はないわけです。せっかく自由に作れる映像なのだから、車が走っても、動物が走っても、構わないわけです。
そもそも「レールの上を何かが走る」という概念さえ取り払ってしまっていいかもしれません。
そう考えると、もうどんなものでもよいわけです。
であれば、可能性は際限なく広いので、多くの方からの自由な発想を募集してみたいと思い至りました。
コースの座標値データをこちら
http://mitani.cs.tsukuba.ac.jp/dl/2016/railway_data.csv
に置きましたので、少しでもプログラミングができる方は、ぜひなにか面白い映像を作ってみてください。
ちなみに、当研究室の何人かの学生にも声をかけていて、さっそく、次のような映像を作ってもらうことができました。
つくばメディアートフェスティバルでは、一筆書きできる幾何学模様状にプラレールを並べて、プロジェクタで映像を投影しようと思ってます。
— Jun MITANI (@jmitani) 2016年10月26日
その試作を研究室の田中君が作ってくれました。 pic.twitter.com/zyz277mssx
おもしろい映像ができましたら、mitani[at]cs.tsukuba.ac.jp まで是非お知らせください。
採用させていただいた場合には、スタッフロールにお名前を入れさせていただきます。
以下、いくつか注意点です。
・動画はmp4 形式でご提供ください。(対応が難しい場合は、他のファイル形式でも結構です。)
・画面の解像度は1280x720とし、レール全体が画面中央に640x640サイズに収まるようにしてください。
・レールは実物を配置しますので、レールの映像は含めなくて結構です。対象物だけ(上の動画の例では、球体だけ)含めた状態としてください。
・映像の時間に特に制限はないですが、10秒〜1分程度を目安にしてください。
・お送りいただいても、必ずしも採用させていただくとは限りません。
・作成していただいた映像は、こちらで編集させていただくことがあります。
・11月14日までにお送りください。場合によっては、よりよくするためのコメントを返すことがありますので、できるだけ早くお送りいただければ有り難いです。
初めての試みですが、はたして応募があるかな。。