先日のエントリで書いた
「コンピュータ折紙と幾何学定理の自動証明」
というイベントが筑波大学で行われました。
私は午前しか出席できなかったのですが、最近の「折り紙」の研究の広がりについて、多くの方に知っていただけたのではないかと期待しています。
午前に行われた折紙創作家の小松さんの講演はとても興味深いものでした。
いわゆる学術的な立場からの発表と異なり、本当に折紙作品を創り出す立場からの話を聞くことができて、とても参考になりました。
特に折り紙設計の方法を「揉み紙」で形を作ることを例に挙げ、角の折り出しと円領域の配置問題の関係を説明されたのは、非常にわかりやすい説明でした。
また、小松さんの代表作の1つであるライオンの折り紙を、実際に目の前で開いて1枚の紙に戻すパフォーマンスは秀逸でした。貴重なワンシーンを見せてもらったように思います。
中高生と雑談する時間も取ることができ、私自身も一参加者として楽しむことができました。
午後から北海道へ。
現在、小樽で行われているグラフィクスとCAD研究会へ参加しているところです。