他大学の非常勤講師として、冬学期の図形科学の授業を担当しています。
そろそろ全体を通した講義の半分くらいを終えたところですが、前回の授業では大失敗。。
2つの三角形の交わりの作図で、講義ノートと黒板での作図結果(大きなコンパスと三角定規で頑張って作図するのです!)が一致せず、頭が真っ白になってしまいました。
後で冷静に考えてみると、頂点位置によって結果が異なるのだから一致せずとも問題無い。とすぐに気づいたわけですが、「どこかでミスした」と思い込んでしまったのが失敗の原因でした。。
そんなわけで、明日にある続きの講義ではリベンジすべく、練習問題プリントと解答例を準備しました。
「図形科学」自体、大学で教わる機会が減っているようで、なにそれ? という方もいるでしょうから、以下に問題と解答例を紹介しましょう。
で、以下が解答手順。まず、三角形ABCを直線視する副投影図を作図(ABC上の実長の直線を点視する)。
続いて、DE,DFと三角形ABCとの交点を求める。この2点を結ぶ線が交線。
見える、見えないの判定に気をつけて作図。
2つの三角形の相互関係なので、こんな感じで単純なのですが、最終的に学習する多面体同士の相貫は結構大変なことになります。