みたにっき@はてな

三谷純のブログ

ヒューマノイドロボット

HRP-2、人間と一緒に会津磐梯山を踊る」という記事で、ロボットHRP-2が実際に踊っている様子をムービーで見ることができるのですが、いやもうスゴイです。
安定感を持って滑らかに動いていて、実際の踊りと比較しても全然違和感ないです。
んー、ロボットにもここまでの動きができるようになったのですね。感動。
研究を行っている産総研の当該研究室では、大学院時代の先輩が働いているので、たまに話を伺う機会もあるのですが、毎日ロボットと戯れていられて、なんか楽しそう。

人間の動きをキャプチャして、それとそっくりにロボットが動けるようになったというのは画期的なことだと思います。
でも研究の目的である「文化遺産を保存するため」という動機付けはちょっと、とってつけたような気がしなくもないです。そういう何かしらの目的や成果を明示しないと研究予算を取ってくるのも大変なのだろうな、とも思ったりしました。
今回の「会津磐梯山を踊る」というのは、一般受けもするでしょうし、なかなか面白い取り組みと思います。
今後、より実用的な動きができるようになったら産業やエンターテイメントの場に登場する日も近いでしょうか。