12月13、14日に開催された神戸ITフェスティバルに参加してきました。
多くのスタッフの方に支えられ、楽しく充実した時間を過ごさせていただきました。
感謝申し上げます。
以下、このイベントの記録です。
■ 12月12日
早朝に筑波を出て、神戸へ。
会場のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)に13時半ごろに到着。
この会場は、1927年に輸出用の生糸の品質検査を行う施設として建てられたもので、今は各種の展示やイベントに使用されているとのこと。
↓当時の生糸の検査方法や巻取り機械などの展示もありました。
事前に筑波から発送していた梱包を開いて、展示の準備。
大型の筒は、一緒に現地に来てもらった研究室の学生、鶴田君と加瀬君と一緒に組み立てました。
↓まず、バラバラの状態になっているパーツを並べます。
今回、表が白色のダンボール板を使ったので、裏側は茶色のテープ、表側は白色のテープで貼りあわせました。
↓一度研究室で試作しているので、要領よく進みます。
↓展開図は下のような感じ。
全部直線にしてしまうと、ありきたりのものになってしまうので、敢えて曲線を入れました。
幅1.4メートル、長さ6メートルの細長い板ができます。
テープで貼りあわせたところを折り線として、折り曲げて筒を作ります。
↓筒の形にするところの動画。8倍速。
↓無事にできました!
大型のオブジェ以外にも、いくつかの作品をアクリルケースに入れて、展示の準備をします。
↓印刷した展開図もケース内部に貼りつけることにしました。
夕方に、無事に準備終了。
奇遇にも、神戸ではルミナリエの期間中で、場所は歩いてすぐのところだったのでした。
↓学生と一緒に見に行きました。
■ 12月13日
イベントの開幕。
今回のイベントは、ITに詳しくない人にとっても、ITを身近に感じて欲しい、という趣旨だったそうで、
恐れ多くも開会式直後の講演をさせていただくことになりました。
会期中は、折り紙の体験ブースも設けさせていただきました。
↓スタッフの方に手伝っていただいて、2日間で約200人の方に体験いただくことができました。
夕方、ラジオ関西の番組「アカデミック バラエティアワー 東川崎町ラヂオ」に20分ちょっと出演させていただきました。
楽しくお話させてもらいました。(次の日には、このラジオを聞いて折り紙を体験しに来たという方もいらっしゃいました。)
その後、イベント会場に戻ってのアフターパーティー
↓筒型のオブジェには、現地スタッフによるプロジェクションマッピングによって、きれいな映像が投影されました。
私にはこのような発想がまったくなかったので、当初、オブジェにプロジェクションマッピングをする、という話を聞いたときは
どんな風になるのだろうかと心配だったのですが、暗いところで見ると、本当に綺麗です。
私以外の方々の新しい発想とコラボレーションできて、とてもうれしく思いました。
↓下の写真はプロジェクションマッピング用のソフトウェアで調整しているところ。
事前に3次元モデルデータをお渡ししていたものの、当日の調整はなかなか大変なようでした。
■12月14日
イベント二日目、昼頃まで現地にいましたが、閉会を待たずに、つくばへ帰らせてもらいました。
スタッフの方に片付けをお願いしてしまいました。
何から何まで、スタッフの方にお世話になりっぱなしでした。
皆さんとても楽しそうにイキイキと活動されていたのが印象的です。
改めて感謝申し上げます。