みたにっき@はてな

三谷純のブログ

文化交流使(49日目:ヤンゴン)

今日は国際交流基金にて、午前と午後の2回の講演・ワークショップを行いました。どちらもネット上での募集枠を超えての応募があったそうで、残念ながら参加いただけない方も多かったようです。

その分、やはり参加いただいた方々は日本の文化や折り紙に対する関心が高く、熱心に話を聞いて、質問もたくさんいただきました。

 

さて、これでミャンマーでのお勤めは無事に終了です。

夜には、アウンサン将軍の事務所跡を使ったレストラン「ハウス・オブ・メモリーズ」で夕食をいただきました。ちょうど今、アウンサンスーチー氏の国際司法裁判所での発言に注目が集まっているところでもあり、ミャンマーの歴史、民族問題などについて考えさせられました。アウンサンスーチー氏が引退した後の情勢なども気になります。

各国を訪問することで、普段日本にいると、あまり気にかけない事柄にも注意が行くようになり、大いに勉強になっています。

 

明日は夕方のフライトで、最後の訪問国、ベトナムに移動します。

文化交流使(48日目:ヤンゴン)

本日はミャンマーでのオフ日ということで、のんびり過ごすことができました。

と言っても、午前中はメール作業で終わってしまったので、午後からヤンゴンでの第一観光スポット、シュエダゴン・バゴダへ行ってきました。

宿泊先から、歩いて20分くらいの、とても近い場所にあります。

でも、今日の気温は31度とのことで、暑い暑い。汗びっしょりになりました。

 

着いてみると、一面ゴールドのきらびやかな空間で、精巧に作られた建物群に圧倒されました。

靴と靴下を脱いで、裸足で歩かなくてはいけないのですが、それがとても開放感があって、気持ちよく過ごせました。気づいたら1時間半くらい、バゴダの前でとくに何もせずにボーっと過ごしていました。

 

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そんなわけで今日はよいリフレッシュができました。

 

閑話休題。日本を出てから、ちょこちょこTwitterでツイートしているのですが、昨日にプラレール幾何学模様を作る話のツイートを始めたら、たいへんな反響があって、あれよあれよという間に、フォロワーが1万を超えました。フォローしてくれた方々が、楽しく思ってもらえるようなツイート、ちょっと知的好奇心をくすぐるようなツイートを続けていきたいと思っています。

 

 

文化交流使(47日目:ヤンゴン)

帰国まで残り10日ほどとなり、いよいよカウントダウンな気がしてきました。

 

今日は午前中は帰国後のことも含めてメール処理に追われ、午後からヤンゴン工科大学にて講義とワークショップを行いました。今回も皆さん、熱心に話を聞いてくれて、ワークショップも楽しんでもらえたと思います。

 

夕方、国際交流基金ヤンゴン日本文化センターにて、日本の映画上映会があったので、そちらに参加させてもらいました。

上映されたのは、1960年に公開された「おとうと」。まさかこんな古い映画をミャンマーで観れるとは思いませんでした。

おとうと (1960年の映画) - Wikipedia

 

みなさん鑑賞後には、フリーディスカッションで、当時の撮影技術などについて熱く意見交換していました。

 

さて、そのあとに夕食にお誘いいただいて、話が大いに盛り上がってしまい、宿泊先に戻ったのは午前様になってしまいました。

みなさん、様々なバックグラウンドをお持ちで、普段聞けないような話をたくさん聞くことができて、大いに刺激を受けました。

 

文化交流使(46日目:ヤンゴン)

午前中にヤンゴン市内の観光スポットを駆け足で見せていただいて、午後にマンダレー工科大学にて講義とワークショップを行いました。

授業の一環ではなくて、希望者のみ参加という形にしていただいていたようで、みなさん興味深く熱心に話を聞いてくれました。ほぼ9割くらいの学生が女性だったので、「折り紙」というキーワードのせいかと思いましたが、そうではなくて、実際に在学生のほとんどが女性なのだそうです。日本で工科大学というと男性ばかりな気がするのでちょっと驚きました。

その後、現地で日本語の授業をしている様子を、ほんの少しだけ見学。N5レベルということで、ごくごく簡単なセンテンスを勉強しているようでした。日本の企業で働きたいと考えている学生が多いとのことでした。

 

その後、空港に移動して、マンダレーからヤンゴンへ空路で移動。

9時半くらいに再びヤンゴンのホテルに戻ってきたのでした。

 

今日は移動中などに、ずいぶんTwitterでツイートした気がします。

 

 

 

 

 

 

 

文化交流使(45日目:マンダレー)

今日はヤンゴンから北の方にあるマンダレーという都市に移動。

移動日と言うことで、とくにすることはなかったので、気分的に楽です。

というわけで、今日はとくに書くことも無いです。。

 

Twitterで、過去の折り紙作品の紹介を更新したり、ミャンマー語の文字が図形っぽくて面白いと思ってGoogle翻訳で遊んだり、Slackで学生の研究についてコメントしたりしてました。

 

ところで、マンダレーのホテルでも、夜10時ごろになっても外でカラオケ?が盛り上がって賑やかです。マニラ、デリー、ヤンゴンマンダレー、いずれも同じような感じだったので、日本のように夜になったら、だいたい静か。という環境の方が珍しいのだろうかと思い始めてしまいました。

 

 

 

文化交流使(44日目:ヤンゴン)

今日は大使館を訪問し、大使にご挨拶。

国際交流基金のセンターにて折り紙作品を展示。その後の講演をして、国際交流基金の方々とミャンマー料理のお店で夕食をご一緒させていただきました。

途中、3時間ほどの空き時間があったので、近くの池のまわりを散歩することができました。とてもいい天気で心地よく、気分も晴れやかになりました。

講演には、現地のアーティスト、建築家と言った方も参加されていて、終わった後に、とても熱心にたくさんの質問をいただきました。

 

夕食の時には、外務省から来られている方が、最近の若い方は海外に出ていくことに対する興味が薄くなっているのか、卒業後に外務省への入省を希望する学生が大幅に減少している、ということを話していました。確かに最近は、海外への留学を希望する学生も減っているようで、なんとなくですが、国内にいることの方が快適だと考える人が増えているような気もします。いろいろな情報が手軽に入るようになって、海外に出ることによる漠然とした夢や希望のようなものを感じにくくなっているのかな、と思ったりもしますが、原因はよくわからないですね。

でも、こうして海外で活躍されている方々はみんな生き生きとしていて、海外の方が楽しい、ということをおっしゃっています。私も、日本を離れて外から日本を見る機会はとても大事だなと強く思います。

文化交流使(43日目:ヤンゴン)

今日はタイのバンコクからミャンマーヤンゴンへの移動。

出発が比較的に遅めだったので、午前中はホテルの部屋でノンビリ過ごし、昼頃に近くの大学で開催されていた「第15回日タイ交流小倉百人一首バンコクかるた大会」を見学に行ってみました。

地元のかるた部の子供たちがメインの参加だったようですが、日本からの選手や詠み手も参加しているようで、本格的な雰囲気でした。まさかバンコク百人一首大会が見れるとは思っていませんでした。

いろいろなところで、文化交流が行われているのだと再認識しました。

 

その後、国際空港へ移動して夕方の便で、ミャンマーへ。

タイでは、本当にリラックスして楽しい時間を過ごすことができました。皆様に感謝します。

 

ミャンマーへは1時間程度のフライトであっという間に到着しました。

その後、宿泊先でこの先の日程の確認。日程が頭に入ると安心できます。残り2週間のうち、まずはこの先、1週間も乗り越えられそうな気がしました。