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三谷純のブログ

文化交流使(3日目:香港)

香港3日目。

今日は、香港アートセンターにて、一般の参加者向けに講演+ワークショップを開催しました。講演の半分は日本の文化や折り紙の歴史の紹介。後半は折り紙の幾何やコンピュータを使った設計の話をしました。おそらく、今後もこのような構成でいくのかな、と思います。ワークショップでは、千代紙での折り鶴体験。それと、私の定番である球体の折り紙と、たまごのラッピングの折り紙体験をしてもらいました。

小中学生くらいの子供から、シニアの方まで、幅広い世代の方に参加いただくことができました。

日本に来たことがあるという方が多く、また、折り鶴も作ったことがある方が半分以上で、日本の文化に対する関心の高さがうかがえました(もちろん、このようなイベントに参加申し込みされている時点で、そのような方が集まるのでしょうけど)。

持参した作品の一部は、アートセンターの1階に展示させていただいていますが、残りの作品を講師用の机に並べ、実際に近くで見てもらいました。色鮮やかな千代紙で折った伝承折り紙(兜、ヤッコさん、小鳥、ブタなど)も並べることで、より対比が鮮明になった気がします。

時間がちょっと押し気味になってしまいましたが、皆さん楽しく熱心に参加してくれたように思います。やっぱり、折り紙は、身近で手軽に体験できる、よい媒体ですね。実際に手を動かして形ができるときには、みなさん素敵な笑顔になります。

というわけで、最初のワークショップはつつがなく終了したのでした。協力いただいた総領事館の皆さんに感謝申し上げます。

 

講演、ワークショップは夕方からだったので、それまでの間は、日本からのメールの対処をしつつ、空いた時間には地下鉄に乗って九龍方面に行ってフェリーで戻ってくるなどして、市内散策を楽しむことができました。日本のSuicaと同じような仕組みの「オクトパス」というものを購入することで、とても便利に移動できるようになりました。コンビニでの買い物も同じカードでできました。

 

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