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三谷純のブログ

文化交流使(11日目:マニラ)

一昨日にクリーニング店に出した衣類を受け取りに、開店直後の朝8時に店舗まで行ってきました。

歩いて片道10分ちょっとの距離ですが、朝から暑くて暑くて、往復したら全身汗びっしょりになって、また洗濯物を増やしてしまいました。。

こちらのクリーニング店は、1kgあたり75ペソ(約160円)という格安の設定で、下着を中心に17点で3kg、約480円で済んでしまいました。

ホテルのクリーニングサービスをお願いした場合の、Tシャツ1枚よりも安い! あまりの価格差が衝撃的です。

 

さて、それでホテルに戻ってきたら、さっそく本日の訪問先である UP College of Fine Arts というフィリピンの芸術系大学に向けて出発です。道のりとしては15kmくらいなのですが、案の定の渋滞で1時間くらいかけて到着しました。

その後は、ワークショップのお手伝いをしてくれる学生10名くらいに対して、折り紙レクチャー。学部長および関係教員の皆さんにご挨拶し、昼食を一緒にいただきました。現地の教員および関係される方を含めて7名と一緒にいただいたのですが、そのうち6名が女性でした。香港でも感じたことですが、女性の社会進出についていえば日本はかなり遅れているように感じました(私が普段、日本の国立大学を見ているから、というのもあるかもしれませんが)。

 

午後の講義とワークショップは昨日と同じような感じ。今日も100名近くの参加者で、大いに盛り上がりました。

 

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昨日同様に、カメラを向けると素敵な笑顔を見せてくれました。

昨日は技術系の大学だったのですが、本日は芸術系ということで、興味の持ち方も違っていたように感じました。デザインの哲学は?とか、同じようなデザインを他の折り紙作家はしないのか? というような質問がありました。

 

さて、このようにイベント自体は無事に終わったのですが、、大変だったのは帰り道。

マニラでは常態化している渋滞が今日もひどくて、15kmの移動に3時間半もかかって(歩くスピードと変わらない)、ホテルに戻ったのは夜の8時半になってしまいました。

とにかく割り込みが激しくて、互いに密集して押し合いへし合いしながら進むような感じなので、加速と減速でガックンガックンと揺さぶられます。あまりに時間がかかるのでノートPCを開いて仕事をしようと思ったのですが、あっという間に気分が悪くなってダメでした。

道路わきには、バスに乗るための人の列がはみ出してきていて、なかなか日本では見られない光景な気がします。

 

というわけで、移動時間も含めると、今日も一日よくがんばった気がします。