文化交流使(45日目:マンダレー)
移動日と言うことで、とくにすることはなかったので、気分的に楽です。
というわけで、今日はとくに書くことも無いです。。
Twitterで、過去の折り紙作品の紹介を更新したり、ミャンマー語の文字が図形っぽくて面白いと思ってGoogle翻訳で遊んだり、Slackで学生の研究についてコメントしたりしてました。
ところで、マンダレーのホテルでも、夜10時ごろになっても外でカラオケ?が盛り上がって賑やかです。マニラ、デリー、ヤンゴン、マンダレー、いずれも同じような感じだったので、日本のように夜になったら、だいたい静か。という環境の方が珍しいのだろうかと思い始めてしまいました。
ミャンマー語の文字は丸くてかわいいなあ。 pic.twitter.com/MrcjSVIKs2
— 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) 2019年12月10日
最近、自分の折り紙についてほとんどツイートしてないので、過去を振り返りつつ、いくつか作品紹介したいと思います。
— 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) 2019年12月3日
2008年に、立体的な形を1枚の紙で作るためのソフトウェアを開発し、このような幾何学的な折り紙作品を作れるようになりました。
形は軸対称に限るという制限がありました。 pic.twitter.com/dX3CPjL7ME
文化交流使(44日目:ヤンゴン)
今日は大使館を訪問し、大使にご挨拶。
国際交流基金のセンターにて折り紙作品を展示。その後の講演をして、国際交流基金の方々とミャンマー料理のお店で夕食をご一緒させていただきました。
途中、3時間ほどの空き時間があったので、近くの池のまわりを散歩することができました。とてもいい天気で心地よく、気分も晴れやかになりました。
講演には、現地のアーティスト、建築家と言った方も参加されていて、終わった後に、とても熱心にたくさんの質問をいただきました。
夕食の時には、外務省から来られている方が、最近の若い方は海外に出ていくことに対する興味が薄くなっているのか、卒業後に外務省への入省を希望する学生が大幅に減少している、ということを話していました。確かに最近は、海外への留学を希望する学生も減っているようで、なんとなくですが、国内にいることの方が快適だと考える人が増えているような気もします。いろいろな情報が手軽に入るようになって、海外に出ることによる漠然とした夢や希望のようなものを感じにくくなっているのかな、と思ったりもしますが、原因はよくわからないですね。
でも、こうして海外で活躍されている方々はみんな生き生きとしていて、海外の方が楽しい、ということをおっしゃっています。私も、日本を離れて外から日本を見る機会はとても大事だなと強く思います。
文化交流使(43日目:ヤンゴン)
出発が比較的に遅めだったので、午前中はホテルの部屋でノンビリ過ごし、昼頃に近くの大学で開催されていた「第15回日タイ交流小倉百人一首バンコクかるた大会」を見学に行ってみました。
地元のかるた部の子供たちがメインの参加だったようですが、日本からの選手や詠み手も参加しているようで、本格的な雰囲気でした。まさかバンコクで百人一首大会が見れるとは思っていませんでした。
いろいろなところで、文化交流が行われているのだと再認識しました。
その後、国際空港へ移動して夕方の便で、ミャンマーへ。
タイでは、本当にリラックスして楽しい時間を過ごすことができました。皆様に感謝します。
ミャンマーへは1時間程度のフライトであっという間に到着しました。
その後、宿泊先でこの先の日程の確認。日程が頭に入ると安心できます。残り2週間のうち、まずはこの先、1週間も乗り越えられそうな気がしました。
文化交流使(42日目:バンコク)
今日はウドンターニーからバンコクへ戻ってきました。
その前に、せっかくなのでウドンターニーでとても有名な「紅い睡蓮の海」と名付けられた湖を見に行きましょうと声をかけていただいて、午前の早い時間からホテルを出発しました。
湖ではボートに乗って、真っ赤に開いたたくさんの睡蓮の花を観賞することができました。これを見ると、寿命が10年延びるのだそうです。これできっと長生きできます。
バンコクに戻った後は、国際交流基金センターの図書室に展示していただいていた折り紙作品を撤収しました。
そんなわけで、今日は比較的のんびりすごすことができ、バンコク最後の夕食は焼肉をご一緒させていただいて、すっかりリフレッシュしました。
「タイに着いてから、みるみる元気になりましたね。」と言われて笑ってしまいました。
明日はミャンマーに移動。残り2か国、2週間です。
空いている時間を使って、過去を振り返りつつ、Twitterでこれまでの折り紙作品の紹介を始めました。
2008年に折り紙設計用のソフトウェアを開発してから、いろいろな作品を作ってきました。
最近、自分の折り紙についてほとんどツイートしてないので、過去を振り返りつつ、いくつか作品紹介したいと思います。
— 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) 2019年12月3日
2008年に、立体的な形を1枚の紙で作るためのソフトウェアを開発し、このような幾何学的な折り紙作品を作れるようになりました。
形は軸対称に限るという制限がありました。 pic.twitter.com/dX3CPjL7ME
文化交流使(41日目:ウドンターニー)
午前に地元の高校生に対しての講義・ワークショップを行い、昼食の後に、それとは別の Prachak Silapakhom 高校を訪問して、日本語教室(授業と言うよりはクラブ活動のようなもの)の様子を見学させてもらいました。そこで活躍されていた方は、国際交流基金アジアセンターによる企画「日本語パートナーズ」というプログラムで派遣された方で、現地の先生とペアを組んで日本語教育に取り組んでいました。
今日は日本の「うんどうかい」を紹介するもので、いろいろな種目を紹介した後で、それでは「玉入れ」と「パン食い競争」を体験しましょう! ということで外に出て、わいわい楽しそうに時間を過ごしていました。
これは日本語の勉強になるだろうか、という疑問も持ちましたが、何より生徒たちが生き生きと楽しそうにしているので、これがよい思い出になって、なんとなく日本が好き。と思ってもらえれば、それで十分なのかもしれません。
実際に日本語パートナーズのプログラムでこちらにこられている方ともたくさん話ができて、私にとって今まで知らなかった世界に触れることができました。約10か月間、アジア各国の各都市に派遣されて、現地で生活しながら、このような教育活動の支援をするわけです。日本と勝手が違って苦労されることも多いと思いますが、とても前向きに、生き生きと楽しそうにされていたのが印象的です。
このように、世界に出て日本の文化を紹介する仕事に従事されている方がたくさんいるということを改めて知りました。
さて、そうして夜、今度は Community art space で、アートに興味関心を持たれている方20名程度を対象に講義とワークショップを行いました。みなさん、自主的に応募して参加された方だけあって、とても熱心に耳を傾けてくださり、こちらも楽しく話をすることができました。アート系の方々には、「それって何の役に立つの?」という疑問をもたずに、素直に形の面白さに興味を持っていただけるので、とても話がしやすいです。
これで、ようやくタイでの勤めはすべて終了です。
文化交流使(40日目:ウドンターニー)
せっかくタイに来たので、大きな都市だけでなく地方の都市も訪れていただきたい。という受け入れ側の意向もあって、今日はバンコクからウドンターニーという北の方の都市(ラオスに近い)に移動しました。飛行機で2時間くらいの距離です。
午前9時にバンコクのホテルを出て午後2時くらいにはウドンターニーの宿泊先に着いたので、あとは周りを散歩してのんびり過ごしました。
大きな公園を散歩できてよい気分転換になりました。今日はお祭りの日だったようで、屋台がたくさん出ていて、移動式の遊園地が展開していたりして、とても賑やかでした。
日本を出てから、タイで6か国目の訪問国になりますが、今回の文化交流使を通して、各国の大使館、領事館、国際交流基金の方々に大変お世話になっています。空港まで迎えに来ていただき、講義・ワークショップのある学校や各地の会場までも送迎していただいて、毎日の行動をしっかり面倒見ていただき、本当に頭の下がる思いです。
移動時間や食事の時などに、現地スタッフの方と話をすることが多いのですが、私が日本での生活でふだん触れ合う方々とは活躍の場も目的意識も大きく違う方々ばかりですから、会話の内容も新鮮で、とても勉強になることばかりです。各国の事情に詳しく、世界を国と国の関係で見ることができる広い視野をお持ちで、とてもよい刺激をいただく日々です。
そして、世界各国の様々な場所に、現地で生活しながら日本と諸外国の橋渡しとなるべく頑張っている方々いる、ということを身近に拝見し、ほんとうに素晴らしいことだと感じました。このような方々のおかげで、日本と諸外国との交流が支えられているのだと知りました。
まだ日本に戻るまで2週間とちょっと残っています。各国ご担当の方々への感謝は忘れずに日々を過ごしたいと思います。
文化交流使(39日目:バンコク)
Silapakorn University という大学で、パッケージデザインの勉強をしているという大学生と、付属?の高校生あわせて70名くらいを対象に、いつもの講義とワークショップを行いました。通訳に入っていただいて、ということなので、話せる内容はちょっと少なめになるのですが、それでも今日は2時間とっていただいて、ワークショップまで余裕をもって済ませることができました。
最初から和気あいあいとした雰囲気で、講義の間も皆さん熱心に耳を傾けてくれて、作品紹介のところで拍手が出たり、大変盛り上がりました。
なんなんだろう、この元気は!? と思うくらいでした。話す立場からすると、とてもうれしい限りです。
講義の後に、私の似顔絵を描いてくれた生徒さんがいました。とてもありがたいです。