2010-01-01から1年間の記事一覧
過去にどなたが書かれた記事であったか失念しましたが、 創作した折り紙に、名前を決めるのはなかなか難しいとおっしゃっていました。まさにその通りで、私の場合はFlickrに掲載するときも日付だけで済ませてしまうことが多いのですが、幸か不幸かそうも言っ…
先日のエントリで、2つのらせんの折紙を紹介しましたが、基本的な考えを踏襲すれば、3つでも4つでもらせんを配置できます。 ↓3つのらせんを配置したもの 展開図は下のような感じ。 中央は切り抜いてます。なので、これは折り紙じゃない。って言われてしまう…
京都で開催された国際図学会(ICGG2010)に参加してきました。 今回は初めて origami のセッションがあり、国際的にも学術的な対象として折り紙が認知されてきたのかなぁ、と思いました。 origami セッションで行われた5件の発表の内容。 折り紙で3次元方程…
先月の中旬にシンガポールで行われた、第5回折り紙の科学・数学・教育国際会議(5th International Conference on Origami in Science, Mathematics and Education and Folding Convention)での、各発表の概要はこちらのプログラムから見ることができます。…
MUZU fractalというサイトで、TopModで作成した幾何的な造形物をBlenderで綺麗にレンダリングするためのチュートリアルが紹介されています。 Blender と TopMod が初めてでも、とにかく結果を得たいぞ(その1) Blender と TopMod が初めてでも、とにかく結…
学会でのプレゼンテーションの時に、パソコンの壁紙に使った画像
折紙の国際会議「5th International Conference on Origami in Science, Mathematics and Education and Folding Convention 」が、シンガポールで開催されています。折紙だけを研究している方というのは、やはり少ないですから、様々なバックグラウンドを持…
3種類、各5色のギフトボックスをデザインしてみました。 (大きな写真は Flickr で)模様はレーザーカッターで加工されているので、微細なところまで綺麗に切り抜かれています。 中にLEDランプを入れて暗いところに置くと陰影がとても綺麗です。レーザー加工…
http://www.flickr.com/photos/jun_mitani/
1枚の紙で作っていますが、紙の形は長方形ではありません。上下を閉じるために形を変えました。 http://www.flickr.com/photos/jun_mitani/
http://www.flickr.com/photos/jun_mitani/
「第8回折り紙の科学・数学・教育 研究集会」に参加してきました。 発表内容は次のとおり。 単純折りの万能性について オイラーの多面体定理と可展面 折り紙による作図:平面と球面との比較 剛体折り可能な四辺形メッシュ折紙 折紙パズル「平坦折り展開図」…
今日も GeoGebra ネタ。 Kempe の角の三等分器を作ってみました。 シンプルなリンク構造ですが、ある角を三等分できるという興味深い性質を持っています。 実際に作ったものは、Javaアプレットとしてブラウザ上でも実行できます。 アプレットの実行はこちら…
飽きずに今日も GeoGebra ネタ。2つの線分を t : 1-t の比で内分する点を結ぶと、それは放物線の接線で、つまり包絡線は放物線になりますね。ということを示す例を作ってみました。実際に作ったものは、Javaアプレットとしてブラウザ上でも実行できます。 ア…
昨日に初めて使ってみた GeoGebra が面白いので、何かもう一つ作ってみようと思って、 小さい頃に遊んだパンタグラフを作ってみました。 このパンタグラフというものは、単純なリンク機構を持っていて、トレースした図の拡大図を描くことができる道具です。 …
GeoGebraという、幾何図形を描画するのに特化したフリーソフトが面白そうだったので、ダウンロードして試してみました。 このGeoGebraには、図形を描画するだけでなく、直線Lは2点A,Bを通る、というような制約を与えたうえで、点Aをドラッグしたりすることも…
Google Map のストリートビューは東京などの都会が中心で、自分が住んでいる筑波は関係ないなぁ、と思っていたのですが、ふとしたきっかけで、我が家のごく近くまで見えるようになっていることに気づいてビックリしました。基本的に茨城県はスカスカなのです…
これまでに作ってきた立体折り紙はA4またはA3サイズの紙に収まる大きさで、比較的小さなものが多かったです。 この夏に、少し大きめの折り紙作品を展示することになり、A2サイズの紙を使って、実際に作品を作ってみました。 小さい作品は両手に収まるのでだ…
錯視と言えば北岡先生が有名ですが、動いて見える錯視図形を自動生成する論文がSIGGRAPH2008で発表されていたりします。 Self-Animating Images: Illusory Motion Using Repeated Asymmetric Patterns動いて見える錯視図形をいろいろWeb上で見てみたところ、…
和田英一先生のブログで、Rhonbic Hexecontahedron(菱形六十面体)が紹介されていたので、この形にちょっと関心を持ちました。Rhonbic Hexecontahedron(菱形六十面体)とは、こんな形。 Wolfman Alphaには展開図が掲載されていて、和田先生のブログでは、その…
本日の作品。一枚の紙からできています。 大きな写真はFlickrで。
スフェリコンの話題はたぶんこれが最後。昨日書いたオクタ・スフェリコンの骨格紙模型を、実際に作ってみました。 だけど、残念ながらスムーズに転がらず。強度が足りないっぽいので、骨格だけで作るのはあきらめて、サーフェスモデルとして作ることに。 展…
スフェリコンは、その基本となる形の生成に使う正多角形の角数によって、何通りでも作ることができます。 http://www.pjroberts.com/sphericon/series.phpでも、あまり角数が増えると、だんだん球に近付くので形としての面白みは減少していくものと思われま…
またまたスフェリコンネタです。 下のスフェリコンの形をよーく見ると、ちょうど正8面体に外接していることに気づきます。 ということは、スフェリコンとしての最低限の形を持たせた、次の形の中に、正8面体がすっぽり収まるはずです。 もし、そのようにした…
こんどは紙で Hexasphericon Sphericon を作ってみました。実際に作ったのがこれ。 動きはこのようになります。ふらふらと転がります。 展開図はこんな感じ。 展開図のPDFファイルをダウンロードできます。 スフェリコンについて詳しいページ http://www.pjr…
紙で Sphericon を作ってみました。 立体の展開図を作って、それを組み立てるだけなら他にもやっている人がいるので、 できるだけシンプルにしてみました。実際に作ったのがこれ。 動きはこのようになります。コロコロ転がっておもしろいです。 10分の1の速…
スフェリコンとヘキサ・スフェリコンをモデリングしてみました。 この形にどのような特徴があるかは次のURLで紹介されています。 http://www1.ttcn.ne.jp/a-nishi/sphericon/sphericon.html英語版のWikipediaでのスフェリコンの紹介。 http://en.wikipedia.o…
昨日のエントリで、TopMod( http://www.topmod3d.org/ )というソフトウェアで作った形を紹介しました。簡単な操作で複雑で綺麗な幾何図形を作れてしまう素晴らしいソフトですが、慣れるまでは英語の説明やチュートリアルを見る必要があります。最初のとっか…
K先生に教えてもらったTopModというソフト( http://www.topmod3d.org/ )で遊んでみました。 TopMod3d is a free, open source, portable, platform independent topological mesh modeling system that allows users to create high genus 2-manifold (water…
一枚の紙からできています。アイデアを思いついてからも、作るのは大変そうだということが予想できたので、なかなか着手するのに腰がひけたのですが、勢いで頑張ってみました。 案の定これは大変だった。。挫折しそうになったけど、どうにか仕上がりました。…